みんなでできる・感染症対策マニュアル・雨宮悠天のレギュラーラジオ
コロナウイルスが爆発的に拡大してなかなか収束がつかない状態になってしまいました。
少なくてもすぐに収束するという兆候も見込みもありません。
薬局から頼みのアルコールは品薄になり、一般的なお店でも衛生用品の棚ががら空きに…
不可欠な対策のアイテムが手に入らないと、自分たちで何かできる感染症対策はあるの?と思ったりするのですが、今月の雨宮悠天のレギュラーラジオでは一般的な感染症対策以外におすすめをお伝えしました。
感染症対策のマニュアルとしてご参考いただければ幸いです。
★放送の音声はこちら↓
コロナウイルスによる感染症について分かっている事・感染経路についておさらい
皆さんご存知の部分も多いと思いますが、ひとまずコロナウイルスについて分かっていることを整理してみますね。
- 高齢で免疫力が低下している人がなくなっている
- 感染力が非常に強い
- 発症していない人からも感染してしまう
- ウイルスの潜伏期間が長く最長24日
- アルコール消毒で感染力を失う(70%の滅菌が可能)
重症になった方、そこから亡くなってしまった人の数で死亡率を単純計算してみると約3.5%。
死亡まで行かず重症化するケースは以下のような体の変化があると言います。
- 呼吸困難
- 吐血と咳が同時に起こる
- 胸痛・背部痛・筋肉痛
- 激しい咳がが止まらない
- 40度以上の熱が続く
- 息切れ
- 倦怠感
- 吐き気
どのような経路で感染するのか?
コロナウイルスの感染経路は飛沫感染と接触感染です。
飛沫感染はくしゃみやせきをすることによってウイルスが一緒に放出、それが他人の口や鼻から取り込まれて感染します。
接触感染はドアノブや手すりなどについたウイルスを触ったことによりウイルスが侵入するケースを言います。
みんなでできる・感染症対策マニュアル
コロナウイルスの対策としては、マスクの着用や手洗い・うがいになりますが、ここではそのほかのおすすめをご紹介いたします。
@次亜塩素ナトリウムで消毒液を作る
現在薬局でアルコール類を購入することが困難になりました。
要はウイルスを殺菌できれば良く、アルコールよりも格段に入手しやすい次亜塩素ナトリウムで消毒液を作るのをおすすめです。
次亜塩素ナトリウムとは、食器や衣類の漂白剤と言えばわかりやすいでしょうか。
次亜塩素ナトリウムは低濃度であれば肌を荒らすこともなく、殺菌力を発揮してくれます。
ここで誰もがつくれる0.02%濃度の次亜塩素ナトリウムの消毒液の作り方をご紹介しますね。
◇用意するもの
- 500ミリリットルの水(ペットボトルのミネラルウオーターなど)
- 次亜塩素ナトリウムは10ミリリットル(小さじ2杯)
水に次亜塩素酸ナトリウムを混ぜ、スプレー容器に入れて常備しておけばアルコールの代わりとして使えます。
乾燥しやすい室内を加湿する
部屋が乾燥すると、のどでウイルスの侵入を防いでくれる扁桃腺が、ウイルスに負けやすくなってしまう状態になって防御機能が低下します。
このため加湿器を使って湿度を50%程度を保つのがおすすめです。
マスクの角にアロマを垂らす
エッセンシャルオイルでユーカリオイルをマスクの角に1滴だけたらすこともおすすめです。
コロナウイルスでの殺菌力についてはまだ実証されていませんが、風邪・一般的なウイルスには効果を持っていると報告されています。
アロマオイルの殺菌力は昔から活用されていました。
中世ヨーロッパで黒死病が大流行した際、殺菌力高いハーブを首からぶら下げた特定の人だけが感染を免れたり、第二次世界大戦ではアルコールがなくなった時に傷の手当として用いられたりしたこともあったそうです。
マスクをつけると呼吸しずらくなるということもありますので、ユーカリのオイルで呼吸を通りやすくするというのもおすすめのポイントですよ。
まとめ:感染症対策はみんなで
コロナウイルスのような感染症の防止は一人だけでなんとかなるものでもなく、共に情報交換しながら助け合うことが重要ですよね。
まだ治療薬はできてないようですが、引き続きみんなでできることを毎日実践していきたいものです。