外出自粛でストレスが溜まる…そんな時に試したい解消法
コロナウイルス対策で緊急事態宣言が出され、外出を自粛していると、どうしてもストレスが溜まってきます。
今月の雨宮悠天の香る毎日@FMいずみは、気軽にできる「非常に高い効果」が期待できるストレス解消法をご紹介します。
※今月の香る毎日はテレワーク!で、GRACESのオフィスから電話を繋いでFMいずみさんに登場です^^
ストレスが溜まると起こると起こりやすい2つの体調の変化
コロナウイルスが収束するのはいったいいつになるのか、まったく見通しがつかない状況になってしまいました。
自宅で仕事をするリモートワークやテレワークが導入されている会社員の方も増えてきましたね。
自粛を迫られて家でずっと過ごしているとストレスが溜まってきて、それだけでなく気分が落ち込んだり、食欲が増えて体重が増えてしまったり…など体調の変化を感じる方もいらっしゃるのではないでしょうか?
それらは枝葉の変化に過ぎないことが多いです。
「変化の元になっているストレス」に対処し、「ストレスによって出る体の変化」を効率的に調整していきましょう。
さっそくストレスを効率よくストレスを撃退する方法をお伝えして行きます。
コロナによる自粛に負けない・ストレスを撃退していつもの自分でいる方法
今月ご紹介するのは、グーグルやFACEBOOKの社員研修プログラムとしても導入されているマインドフルネス呼吸法です。
このマインドフルネス呼吸法を行うと期待できる5つを挙げてみましょう。
- イライラ落ち込んだりしたとき環境や状況に振り回されず安定した精神状態で行動できるようになる
- 感情と上手く付き合うことができて、ネガティブな感情や出来事に振り回されず距離を置ける
- 注意力や集中力の向上(仕事や趣味に集中できるなど)
- 無駄な行動をしなくて済む:ストレスに任せて暴飲暴食しなくて済む
- 自分の心の動きや感情の一つ一つをありのままに見ることによって気付きが得られ、自分を客観視できるようになる
なんとなく気付かれた方もいらっしゃると思いますがマインドフルネス呼吸法は現状の自分・環境や状況に満足して今何ができるか?
を最大限引き上げる変化をもたらしてくれる呼吸法なんですね。
それではやり方をご紹介します。
- ベッドの上など安定したやわらかな場所であぐらをかき、背骨をまっすぐにする。椅子でもOKです
- 腹式呼吸:息を吸いながらお腹を膨らませる、息を吐きながらお腹をへこませる、吐く息を長くとる
- 雑念がやってきたら呼吸に集中する(酸素が肺や胸に入って行く感覚に集中)
- 目は閉じても開いてもOK、開く場合は一点を見つめる
吐く息を長くとる腹式呼吸を行うと、自律神経で言う副交感神経が優位になってリラックスモードに切り替わります。
ストレスを感じているときは必ず交感神経が優位になっていますので、スイッチの切り替えを呼吸のやり方によって行うのがポイントです。
また、腹式呼吸をしながら姿勢を正すと横隔膜が上下に動きやすくなり臓器が活発に動いてエネルギーが生み出され代謝向上につながるだけでなく、脳に酸素を送り込みやすくなって意識もはっきりしてきます。
いいことづくめです。
腹式呼吸を知らない、または名前だけ知っているけれど上手くできない、イメージができない!といった方はユーチューブなどの動画でやり方がたくさんアップロードされていますので参考にされてみてください。
まとめ:先行きの見えない状態でいかにいつもの自分でいるか?
緊急事態宣言は2020年のゴールデンウイークあたりまでとされていますが、一部の知識人の中では「コロナで1年はガマンした方がいい」などと言われています。
外出できないというのもストレスが溜まる原因となっていますが、「先行きが見えない」というのも大きいです。
しかし不安定な精神状態なままただ漠然と日々を過ごしてはいられません。
ストレスによって反作用のように起こりやすくなる気分の落ち込み、そして食欲の増進による体重の増加、これらはストレスの元を断つことで対処できることも多いです。
健常な精神と肉体を保つように意識的になり、来るべきタイミングに力を発揮できるようにしておきたいですね。