顔にできる白いぶつぶつが気になるときに・ニキビじゃなければいったい何?
今月の雨宮悠天のレギュラーラジオ香る毎日では「白ニキビのようでどうやら違うような白いぶつぶつの特徴・判別法・原因・治し方」についてお伝えしました。
白ニキビのようでどうやら違うような白いぶつぶつの特徴・判別法・原因・治し方
コメド・面皰(めんぽう)
*こちらがコメド。赤ニキビの近くにできやすい
こめどとはニキビの初期段階のことを言い、毛穴に皮脂やタンパク質が詰まっている状態です。このため放っておくと赤い炎症ニキビになったりします。
【原因】:ストレスやホルモンバランスの乱れ
【特徴・判別法】:こめどは赤ニキビの周りに「にきびよりも小さいぶつぶつ」ができていることも多く、判別方法として覚えておいてくださいね。
【治し方】:十分な睡眠や規則正しい生活・ビタミン類
コメドは長期化しやすく、かなり根気のいる肌トラブルですが、跡も残りやすいので根気よくケアを続けていきたいものですね。
毛包炎
毛包炎は毛穴に黄色ブドウ球菌などの雑菌が入り込んで炎症を起こすことを言います。最近では脱毛などでこのトラブルが起きることも多くなっているとか。
【原因】:カミソリなどで毛穴が傷ついたときに雑菌が入ったり、免疫の低下で起こりやすくなったりします。
【特徴・判別法】:カミソリや脱毛などを行っていないか?・かゆみが起こることもあり
【治し方】:免疫低下で雑菌に対する抵抗力が弱まっているかもしれません。十分な睡眠やプラズマ乳酸菌などのサプリメントなども利用するのを検討しましょう。
ニキビと似ていますが、ニキビケアでは毛包炎は治らないと言われています。
傷口が治るのをまちながらいつもよりも念入りに保湿ケアを行ったり、はやめに皮膚科に行くのもいいでしょう。
稗粒腫(はいりゅうしゅ)
稗粒腫(はいりゅうしゅ)はケラチンと呼ばれるたんぱく質の塊(角質)が毛穴に詰まってできます。ニキビと間違いやすいですが、ニキビのように炎症は起きません。
【特徴・判別法】:多くは1mm程度・かなり硬い・ひっかいたら取れそうだけどほぼ取れない・潰すと痛い
【好発部位】:まぶた目の周り・小鼻・あごなど
【原因】:強く肌をこするようなスキンケア・ターンオーバーの乱れ・もともとできやすい肌質
【治し方】:日頃からAHAなどのケミカルピーリング剤で角質を取る習慣をつける
自分で稗粒腫(はいりゅうしゅ)をなんとか取ろうとすると、ひっかいた傷が残ってしまう場合も多いです。
クリニックに行くと、炭酸ガスレーザー、ドライアイスなどでこのはいりゅうしょを取ってもらえることが多いので行かれてみてはいかがでしょうか。
出典:maruho